庭には、季節の変化を静観するエノキが枝を風に揺らし立っています。こどもたちにとってこの木は、冒険の対象であり、暑い夏を凌ぐ涼やかな隠れ家でもあります。木々の葉は晩秋になると、園内に色彩豊かな絨毯を敷き、冬の訪れを伝えます。
施設には、想像力をかきたてる多彩な遊具や装飾が散りばめられており、毎日新たな発見に満ちています。鮮やかな鉢植え、風に舞う干し柿、お地蔵様、そしてアート作品は、この時期独特の柔らかな光の下で際立ちます。富士見幼稚園はまさに、自然の中のアートギャラリーと言えるでしょう。
幼稚園は、遊ぶだけの場ではなく、自然との交流、季節感の理解、生の喜びを学ぶ場所です。入園を考えているご家族にとって、ここは、こどもたちが全身全霊で成長するのに理想的な環境であると信じて、私たちは日々保育に取り組んでいます。
こどもたちの笑顔は、冷え込む空気さえも和やかに変え、訪れる家族に心温まる瞬間を約束します。ここで、一人ひとりがかけがえのない思い出を築き、家族と共に成長の軌跡を刻む、そんな素晴らしい場所になることを願っています。