今年度は、結城市民情報センターと園ホールの二つの会場で、3~5日間にわたって、子供たちの作品などを展示しました。コロナ禍ということもあり、可能な限り、密にならないことを最優先に考えて、空間的にも時間的にも、分散するかたちでの開催となりました。
お子様の、子供たちの作品はいかがでしたか? いつもよりじっくりと時間をかけて作品を鑑賞するお家のみなさんの姿がとても印象に残りました。
つくる展は無事に終了しましたが、ふじみっ子たちはまたいつものように、描いたり制作したり鑑賞したりなど、日々のアート活動を楽しむことでしょう。当園では、毎日が、みる・かく・つくる展です。一人ひとりの創作意欲が自然に湧いてくるような、豊かで刺激的な教育・保育環境をさらに充実させていきたいと思います。
一方、今回の作品展の開催方法は、新たな試みの一つであり、今後、いろいろな行事をおこなう上での試金石にもなったような気がします。子供たち、保護者のみなさん、祖父母の皆様、すべての世代ができるだけ安全安心に参加したり見守ったりできる、そういう新しい園行事のあり方を常に模索していきたいと思います。
これまで当たり前だったことも当たり前でなくなってしまう時代に入ったのかもしれません。コロナ対応とともに、いわゆるIT(情報技術)なども、当園の手作り・ものづくりの伝統とのバランスを図りつつ、必要に応じて積極的に取り入れていきたいと考えています。